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正社員にならないという選択、非正規雇用で働く理由は?


お知らせ
2017/09/26

 

雇用形態の問題として新聞やニュースで頻繁に取り上げられるのが、非正規社員の問題です。問題視されている内容としては、正規で働けないから非正規として働いている、非正規が増え続ける構造に問題があるのでは?ということです。
そこで、正規雇用・非正規雇用の現状を総務省統計局の発表を踏まえてお伝えしていきます。

正規社員、非正規社員とは?

まずはじめに、正規社員・非正規社員の定義を説明していきます。明確な定義はないようですが、一般的には次のような説明が当てはまります。

正規雇用
企業によって違いはあるものの、期間の定めのない雇用契約(無期雇用)で働いている社員を指します。

非正規雇用
一般的には、雇用期間に定めがある契約社員や派遣社員、働く時間が短いパートタイマーやアルバイトなど、雇用期間の定めや、就業時間が短い雇用をさすことが多いようです。

 

正規社員、非正規社員の数

総務省統計局が発表した「労働力調査」の2016年(平成28年)月平均の統計結果では、次のような数字がでています。

2016年雇用者5372万人(役員を除く)のうち
正規の職員・従業員は・・・ 3355万人(前年に比べ51万人増加)
非正規の職員・従業員は・・・ 2016万人(前年に比べ36万人増加)

労働者のうち、37.5%が非正規ということになりますが、主婦や会社を退職した後の年配の方まですべての世代を合わせた数になります。

 

非正規雇用で働く理由

非正規として働く理由で最も多いものはなんでしょうか。
非正規の職員・従業員、その雇用形態で働く主な理由は以下になっています。

男性(非正規の職員・従業員648万人)
「自分の都合のよい時間に働きたいから」 148万人(25.0%)※前年から10万人増加
女性(非正規の職員・従業員1367万人)
「自分の都合のよい時間に働きたいから」 366万人(28.1%)※前年から12万人増加

このように、男女共に「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最も多く、男性は前年に比べ10万人増加し,女性は12万人 増加しています。

一方で、「正社員としての仕事が無い」という答えは、男性の約25%、女性の約12%と、全体から見ると決して高い数字ではないのが現状です。
全ての人が正規雇用社員として働きたいわけではなく、特に女性はその傾向が強いといえます。

 

正規・非正規という表現や、報道の在り方に問題はないか?

みんなが正社員を目指すべき、非正規雇用労働者の正社員転換等の加速化が喫緊の課題であるといった風潮が時代錯誤でおかしいのでは?という声も最近ではあがりはじめています。「ライフスタイルや自分に適した働き方をすることが大切で、その働き方でも公平に処遇されることが重要である」と考える人たちも増えてきています。

政府が推し進めている「働き方改革」では、非正規雇用労働者の待遇改善も謳われています。「同一労働同一賃金」を目指す動きが今後は盛り上がりを見せる可能性が大いにあります。

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